マイ・リトル・リョースケ

ところでやまちゃんのユニ担っぷりを思うにどうしても私の中の何かが目覚めてしまって話が長くなる(笑)
ひたすらにやまだくんのことを書きます。だいぶエモーショナル





やまだくんてあちこちでジャンプへの愛を語ってますよね。それはもちろんすごく嬉しいことだし心温まるし当然のことでもあると思うんだけど、でも時々そのあまりの必死さに胸騒ぎがしてしまうときがある。彼がいつも言ってるジャンプのために、ジャンプのためにっていう言葉とか、だいちゃんへの異常なまでの愛情表現にも、やまだくんの危なっかしさを感じてしまったりする。溺れそうなところに飛んできた浮き輪のように、だいちゃんにしがみついてるみたいに。この子溺れてるのかなあ。必死でもがいてるのかなあって思う瞬間があって。

まあそんな感じで山田のユニ愛に関しては気にはなっていたため、よけいNYCショックに翻弄されるはめになったんだけども、でもそれでひとつ確信したことがありました。

それは、山田氏が今後どんなに大物になろうとも、わたしにとってはゆうとりんの背中に隠れて控えめに微笑んでいた彼が、いつまでもいつまでも私の中の「やまだくん」なんだなってことです。
いや、そのとき私まだファンじゃなかったっていう事実はとても大切なことなので書いておくけども(笑)


「やまだくん」て先輩とは緊張してガチガチで上手く話せないんです。んで、ゆうとりんの背中に隠れる。センターでの挨拶もいっぱいいっぱいなんです。んで、ゆうとりんの背中に隠れる。シャイで不器用でいっぱいいっぱいで、泣き虫で気い使いいで怖がりな小動物のようなやまだくん。彼はチヤホヤされるのがあまり得意ではない。きっと彼の本来のベスポジはゆうとりんの背中の後ろなんだと私は今でもどこかでずっと思ってる。いや、私がゆとやま厨だからとかを抜かしても(笑)私が知ってる、カメラの前で所在無さげに笑っているかわいいやまだくんにとってはきっとそうだったと思うんだ。でももうそれは世間的に許されないことになってしまったし、それに関してどうこう思っているわけではもちろんないし、山田涼介のベスポジは紛れもなくセンターなんだろうことも分かってきた

でも春の7コンを見たとき、正直がっかりしてしまった自分がいるんです。それはたぶん、すっかりセンターを張ることが当然の任務になり、それをすっかり受け入れてしまった彼の姿を見たからで、あのシャイで不器用なわたしの可愛い「やまだくん」が、姿を消してしまったように思えたから。責任感や使命感を彼が感じるほどに、私の中の「やまだくん」がいなくなってしまうのがたまらなく切なかった

私は最初はこれが「成長」で、それを受け入れられない自分は脱落するしかないのかもしれないと思ってた。でもいつしか私は知りました。「やまだくん」は消えてなかった。ずっといた。完全無欠のアイドル山田涼介の内側の、本気と書いてマジと読む少年マンガの主人公のような少年やまちゃんのそのまた内側くらいに、私のかわいい「やまだくん」がいたんです。彼は今でもしばしば出てきて、笑ったり泣いたりする。そして私はそれを見たときいつも、言いようもない嬉しさに泣きたくなる。「やまだくん」が絡むと、私は途端に涙もろくなってしまう。


山田氏はこれまで破竹の勢いで出世して来たそうです。もちろんそれは素晴らしい時間だっただろうと思う。ほんの一握りの人しか経験することの許されないものだし、その時間は彼が自ら掴み取ってきたものです。だけどその華々しい歴史の中に、私はどうしてももう一つの物語を感じずにはいられないんです。「やまだくん」にとっては、今までの道のりは戸惑いばかりだっただろう、と思わずにはいられないんです。自分が数々の先輩を背負って真ん中で歌う踊る喋る。メンバーとの格差は明らかで自分だけ特別扱いされる。「独り」で働かなきゃいけない場面が増える。人気を利用して事務所に翻弄され続ける。それを軽々と越えられるほど、私の知ってるやまだくんは器用な人ではありません。きっと彼は戸惑いにぶつかる度に、様々な論を尽くして自分を納得させて必死でがんばってきたんだろうと思う。そのときの自分を支える呪文のひとつが「ジャンプのために」。
彼のジャンプ愛には、わたしの中の「やまだくん」のエッセンスが入りすぎているのかもしれない。なのでそれと絡むNYCの話となると、「やまだくん」の物語が目を覚ましてどうしようもなくなってしまう。それゆえ元旦、私は私の中のリトルリョースケを思って泣きました。


私は山田涼介のファンであり、彼の類稀なる美貌とアイドルとしての才能や仕事っぷりに圧倒され、心酔しています。でもそれと同時に、戸惑いながらも必死で仕事をするあのかわいい「やまだくん」を見失いたくないと思っています。そしてこの昭和は、彼のそういうところがたまらなく大好きで、たまらなく愛しくて、目が離せないでいるのです。



とまあここまで読んでくださった方がもしいたらありがとうございます(笑)どうやってしめればいいんだろう(笑)私いまざにいずの先輩方の個人アイドル史をもっと知りたい。知りたくてたまらない。だってこういうアイドルって、いっぱいいるんじゃなかろうかと思ったから。でも伝記とかないし(あたりまえ)伝記の情報お待ちしてますw今週のラジオはまだ聴いていません