永遠の冒険ライダー

アルバム発売にたどり着くまでにいろいろありまして今まで見て見ぬふりをずっとしてきた私の大切で脆いつっぱり棒が少林寺拳法の足蹴りで粉砕されたような、私の耳元でパチンと大切なものが消えちゃう音が確かに聞こえてその事実がもう嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌でどうして良いかわからなかったので故意にジャンプに対する焦点をぼやかしていたんだけど、楽曲大賞のみなさんの感想を読ませてもらったりしながら冒険ライダーなどを聴いてバーバー泣いたらちょっとすっきりして、やっぱり私は今はこの期におよんで見て見ぬふりを決め込むことに決めました。
まあそういう諸々あって昨日の気持ちの悪いエントリで復活。


なにはともあれファーストアルバムです。まずは発売されたことがほんとうに嬉しい。嬉しくて涙が止まらない。それだけは揺るがない事実。

JUMP NO.1(初回限定盤)

JUMP NO.1(初回限定盤)

JUMP NO.1

JUMP NO.1


もう15周くらい聴いてるのでだいぶ聴きなれてきたんだけど、最初の印象は、サンキューで終わったんで途中の記憶とか全部すっとばして「なんか…うけるなこれwwwww」でした。まあ仕方ない。そしてその感覚嫌いじゃないしむしろ大好き。
さらに数回聴いての印象は、なんか「おもちゃ」みたいだな〜って。音はすごくしっかりと作られていて、それぞれの曲が個性的なものになるように作られている感じで、そのカラフルなサウンドにジャンプのみんなの素朴な歌詞がのっかって、なんかおもちゃみたい。さらに舞台的な演出が最初と最後にあったりなんかして物語仕立てで、紙芝居のようなイメージが浮かびました。紙芝居の木枠の中で演じられるファンシーでファンタジックな物語。あ、これブックレットのイメージそのままかもしれないですね。分かりにくい上にいいのか悪いのかよくわからない例えでほんとにすみません。でもまあそれが私の素直な気持ちかもしれないです今のところ。これがパフォーマンスの視覚的な表現と結びついて、木枠を飛び出し宇宙を感じられるものになるのかもしれないしそこにはもちろんかなりの期待をしている。全体としてはしっかり作られた、とてもいいアルバムだなあと思いました。おもしろさもあってすごく好きです。笑ったり泣いたりしながら楽しんでます。
ただちょっとメッセージ過剰っていうかwww(歌詞を含む)でもメッセージをあまりにも直接的に飾り気もひねりもない言葉で伝えたがる、受け取りたがるのは今の時代の、今の若い子の特徴のような気がしているので、これはこれでしょうがないのかなあと思ったりもします。昭和は黙っとけ的な。2年8ヵ月分の思いがあるんだよねうんうんはい。

好きな曲もそうでない曲も曲以外のことも言いたいことが山ほどあるので少しずつ書いていければと思います。ジャンプを心から愛するみなさんの感想もすごく楽しみにしています。いろんな感想が読みたい。