アンアンテキストを読んで、私の思うゆとやま関係の一側面に思いあたりました。好き勝手書いてるのでご注意を。








山田が
「エリートコースを歩んできたと思われてるがそれに抵抗を感じる」
みたいなことを言ってるんだけど

まあパッと思いつく「エリートコース」といやあ彼のクラスメイトしかいないわけで

何かにつけてやたらめったら努力をふりかざす山田氏をずっと生暖かく見守って来たわけだけど、これを読んですごく腑に落ちた部分があった。エリートって思われるのがやだったんだなあ。
山田が努力でのしあがって来たことなんて見る人が見ればすぐにわかることで、それは知ってる人だけが知ってればいい話だし、成功してる人の中で努力してない人なんていない(とどっかで彼が言ってた)わけだからわざわざ言わなくてよくて、自分で言えば言うほど周りはなんだかなあって思うもんですよ。
でもそれをなぜあんなにも言い続けてそこから抜け出せないのかということを考えたときに、ゆうとりんとの対比、というところに考えが至ったわけです。
最初っからど真ん中で踊ってた彼とは違う、俺は努力と実力でここまで来たんだ。みたいな。


ひっくり返せば、エリートコースへの強烈なコンプレックスを感じるんですよね。
まあ上述のような気持ちを彼が自覚しているかどうかは別として、おそらくあるんだろうなあとは思います。コンプレックスに関しては絶対自覚してないと思うけど。

世間では幼少時代のゆとやまの関係性からゆうとりん=山田担という見方が一般的らしいんだけど、あれはゆうと流の人間関係構築のパターンであってそれ以上のものではないと思う。それよりも、山田のゆうとへのひねくれた好意や羨望、憧れみたいなもののほうを私はずっと感じてました。山田くんは相当なゆとコン(ゆうと☆コンプレックス)だと思う。

まあ結果的に今山田がジャンプの稼ぎ頭で人気者なわけで、もうエリートコースへのコンプレックスなんて感じなくてもいいんじゃないかと思うんだけど、隣にはすらりと伸びた手足(と引き換えに仕事が減ったんだが)を持った細身長身のエリート。しかも仕事がなくなった空き時間にここぞとばかりドラムやギター、タップや乗馬と、山田にはきっとできそうにないようなものをすごい集中力で黙々と練習して上達している。おもしろくないんだと思います単純に。なんか気に入らないんだと思う。よく見られるゆうとへのちょい棘のある発言も、こういうことなんだろうなーと。いつまでもゆうとは、山田が持てないものを持っている。「やまちゃんすごーい☆」「俺も負けないようにがんばろーー☆」とはいいながらも飄々と自分の道を歩んでいる。強烈に意識しているからこそ主張したいんだろうと思う。「俺は違う!」って。


でもこういうコンプレックスを受け入れて、自分の持つ相手への気持ちを受け入れて、お互いがお互いを純粋にアイドルとして認め合えるようになったとき、そこには私の見たいゆとやまがいるんだろうなあと思います。そう思ってるからこそ、途中経過としての今を楽しめている、というのもある。

もちろんちねんくんに対してもコンプレックスは多分にあるんだろうけども、それはなんか、相性的なものとか、ちねんくんの立ち回りのうまさ(人の懐に入りこむ術というか)とか、あとは能力がずば抜けて高すぎて嫉妬してもしょうがない、みたいなのがあってちゃんと受け入れられてるよね山田くん。それに彼、背が低いしねw


というか最初はこの2人、同い年なのにゆうとの方が先輩でセンターで、しかし同じグループになって結局山田のほうがセンターになってしまった。みたいなところに、上下関係に敏感な山田くんの性質も加味して面白さを感じていたんですが。それだけじゃなかったという。歩んできた経歴も全く違う。きっと性格も全く違う。見た目の特徴も全く違う。本当に背中合わせな2人だなあと。それゆえにこのようなことを感じてしまうわけで。やっぱりどうしようもなく面白い、って思ってしまう。


というようなことを密室でつぶやいてたらゆと担がアンサーソング書いてくれるっていうからあげちったよ(笑)